作業のベクトル

りょうです。

僕たちは駄菓子屋として色々な活動をしています。

活動しているときは、みんな一生懸命に作業をしています。

ですが、一生懸命にやっていればそれでよいのか、というと
僕は違うように思います。

目的地にたどり着くために２倍多くの作業をこなしたとしても、
目的地が間違っていれば、２倍早く間違った場所に到達するだけでして。

ヒトラーだってホロコーストを一生懸命やっていたと思うんです。
けれども、彼は目的地を誤ってしまったために、あんなことになってしまったと思います。

ですから、僕は一生懸命に物事に取り組むと言うことは
非常に重要であると思いますが、
それと同時に自分のやっていることのベクトルは正しい方向に
向いているのか、ということを常に念頭に置きながら
行動することが重要であると思います。

まぁ、僕たちのやっている駄菓子屋は
地域の人たちに喜んでもらってますから、
やっていることの方向性は間違っていないと思います。

けれども、こと日常の作業に関しては
非効率的だと思えることをしていることもあります。

マニュアルを遵守するのも良いのだけれども
そのマニュアルが効率的かどうかということも考えながら
日々の作業に取り組みたいと思います。

作業のベクトルなり方向性があっているかの試金石となるのは
僕はお金だと思っています。

こんなことを言うと
「お金にばかり固執してはいけない」
みたいなことを言われそうですが、
僕はお金というものは正直だと思います。

本当に正しいことをしていればお金を儲けられない
はずがないと思っています。

船場吉兆やなんかもお金に固執しているようだけれども
固執の仕方が間違ってたんだと思います。

僕らはＮＰＯなんだけれども
駄菓子屋を運営しているので、商人です。

ですから、利益というものを
正しい方向で追求していきたいと思います。